goko ログ解析
先日、Twitter上にて三月さんからこんな情報が。
http://t.co/8hKEZC4f3s
このサイトでgokoのアカウント名入力すればカードの購入率、そのカードがあるときの勝率などがわかる(画像はsangatsuと入力して出た表からカード獲得率順にソートしたもの) pic.twitter.com/MfxRZxkm4w
— 三月類/サー・マーチン (@feodum) 2015, 2月 23
ということで、解析結果を記事に起こしてみます。
(モハリモさん↓の二番煎じだとかいう声は聞こえない)
まずは獲得率から(Gain%)
獲得率TOP5
- 肉屋(94%)
- 蝋燭職人(90.2%)
- 総督(89.5%)
- 坑道(87.5%)
- ならず者(87.1%)
獲得率ワースト5
- 埋蔵金(2.7%)
- 禁制品(5.4%)
- 変成(6.5%)
- 冒険者(10.3%)
- 賢者の石(10.8%)
獲得率トップは肉屋。わかる。サプライいたら大体とってる。
2位の蝋燭職人は意外でした。確かに使い勝手は良いのですが、購入枚数平均が3.4枚って、買いすぎではないですかねぇ。
総督、ならず者のパワーカードはわかるとして、4位の坑道もちょっと意外。リアクション効果に期待して買うのはもちろんですが、終盤で5金すら出ないときに買ってるのかな?
ちなみに、坑道の購入平均は3.1枚でした。これも多い気がするのですがどうなんでしょう。
獲得率ワーストの方は、まぁ妥当でしょうか。冒険者10回に1回はサプライにいたら購入している、という点がやや驚いたぐらいでしょうか。
続きを読むゴコスト第10シリーズ挑戦録
Dominion Online Log Prettifier
Firefoxでのgoko拡張機能導入について
普段楽しく遊ばせてもらっているgokoですが、より快適に遊ぶための拡張機能の導入のお話です。
拡張機能がどういうものか、なにができるようになるのか、については偉大な先人たちが解説してくださっているのでこちらからどうぞ。↓
Goko版(Dominion Online)を快適にプレイするための拡張機能について - nk377の日記
ゆっくりがドミニオンしてないんじゃないかな【拡張機能紹介】 ‐ ニコニコ動画:GINZA
ここからはFirefoxを使っている人向けのお話です。Chromeを使っている方は、導入方法については上記のnkさんの記事を参照されるとよろしいかと思います。
現状、Firefox用の拡張は下記のリンクから導入することができるようです。
①
http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=9198.msg283465#msg283465
②
http://forum.dominionstrategy.com/index.php?topic=8163.0
①の拡張機能が恐らく最新版で、日本語でのチャットやAuto Match機能など、使える機能が多いです。というか、一般的に「gokoの拡張」といえば①を指すようです。
②は簡易版とでもいうのでしょうか、やれることは少ないです。
Auto Kick、Kingdom generater、ロビーに表示されるプレイヤーをpro rate順にできる、くらいでしょうか。
さて、ではそれぞれの導入方法を書いていきます。
まず①から。
①の拡張はxpiファイルなので、そのままfirefoxの文字をクリックしてもダウンロードできないようです。(自分の場合そうでした)そのため、以下の手順でダウンロードするようです。
firefoxの文字を右クリック
↓
リンク先を名前をつけて保存
↓
ブラウザ画面右上のメニュー(漢数字の「三」みたいなかたちしてるやつです)からアドオンを開く
↓
先程保存したものをドラッグする
これで完了です。
(筆者のPC関連のスキルが致命的に低いため、説明が分かりにくかったら申し訳ありません。)
あとはgokoのHome画面のUser Settingsから設定を色々と変えることができます。
ただ、自分の場合、この拡張機能を導入したとたん、アイコン画像をクリックしてもrateや勝敗数が表示されないという事態になっていしまいました。
これはなんなんでしょうね。自分のPCだけに起こった不具合なのか、拡張を導入するとおこる不具合なのか。
ただ、Auto Match機能を使えば大して不便を感じることはありませんが。
次は②について。
こちらの拡張はGreasemonkeyというアドオンを導入してからインストールをお願いします。
インストール後は、
右上のサルの絵(Greasemonkeyの設定ボタン)
↓
ユーザースクリプトの管理
↓
Dominion Online Live Log Viewer 15 の設定から、実行するページにgokoのアドレスをコピペ
これで拡張機能が使えるようになります。とはいっても、最初にお伝えした通り、日本語チャットができないなど、機能は限られていますが。
本記事は、PC音痴のねいぴあがなかなか拡張機能をインストールできずに悪戦苦闘していたところに、三月さんがTwitter上で拡張の導入方法を教えてくださったのを受けて、
「Firefoxでの拡張導入方法がなんでどこにも載ってないんや!おかげで三月さんに手間をかけさせたやないか!もうこんな申し訳ない思いをするのは俺一人で十分だ!」
というよくわからない動機で勢いで作成したものです。
三月さん、その節は本当にお世話になりました。
では、今日はこのあたりで。
GC戦振り返りその2
遅くなりましたがGC戦振り返りの続きです。
その1はこちら↓
1-1で迎えた3局目。優勝はソルコフ(対戦相手の勝ち数合計)の関係上かなり厳しいですが、3-1で終えると入賞圏内なので頑張りたいところ。
お相手はK氏。手厚い棋風で、攻防にバランスの取れた将棋を指す厄介な相手。まぁ、県代表が勢ぞろいしたこの大会で厄介も何もないのですが。
3回戦は知識量の差で勝ったようなものなので手短に。
この将棋は本大会唯一の後手番。米長流急戦矢倉を指そうとしたら拒否られて同形矢倉に。
※下図は先後反転されています。
この図は後手良しが自分の中での結論。4五に落ちている桂馬の質駒が大きいと思っています。
以下、☗7四歩☖6六銀☗7三歩成☖8一飛と進み、終盤手順前後して焦ったもののきわどく残していて勝ち。
同形矢倉はこの前の研究会の指定局面だったので、気が向いたらですがそのうち思っていることを書くかもしれません。
これで2-1。次局の最終戦で勝てば2位確定。負ければ何もなし。
最終戦のお相手は、前回この大会での優勝者のH氏。攻撃型の棋風で、油断していると強烈な攻めが飛んでくるので、氏との対局中はいつも戦々恐々としながら指しています。
H氏独特の序盤で、いきなり仕掛けられた下図。
あまりに素直に対応しすぎると作戦負けとなるのは過去に似た局面を経験しているので織り込み済み。というわけで、数手進んだ下図から突っ張りに行きます。
上図から☗6五歩☖3三銀☗6六銀左☖8二角☗5六銀☖4四銀左☗5八飛☖3三桂☗5五歩☖4二玉☗4六歩と進んで下図。
長手順進めて恐縮ですが、ここまで進めば後手の狙いの速攻を止めることができており、先手大作戦勝ちでしょう。途中、☖3三銀の所で☖5四銀も見えますが、☗6六銀から☗5五歩と進めると以下の図に進むため先手良し。
さて、作戦勝ちに気を良くしたのはいいのですが、こういう温泉気分の時が一番危ない。そのことはこれまで何度も痛い思いをするたびに反省しているのですが、今回もやらかしました。☗4六歩を突いた局面から少し進んで下図。
一歩交換するくらいかな、と思っていたのですが……以下☗同歩☖同銀☗6五歩に☖5五銀右!!
数が足りているだけに完全に盲点になっていました。こんなことになるなら、1筋の2手を☗7九玉と☗7七角に替えていれば……
後手玉の陣形的に、端から攻めれば終了だと軽い気持ちで指したのがいけません。
上図から、☗同銀☖同銀☗同銀に☖47銀と打たれると先手陣は壊滅です。
以下は☗5七飛に☖5五角☗同角☖5六歩で、どう応じても潰れます。
後手玉が固すぎて、駒の損得が関係ない将棋になっているんですね。
ただ、本譜はどうもH氏に錯覚があったようでこうは進まず、☖5五銀右以下は☗同銀☖同銀☗同銀☖同角☗同飛(ここ☗同角は☖4四銀)☖同飛☗同角☖2八飛☗4七角と進展。
これならまだ戦える形勢に。このあとは終盤でお互い間違え過ぎましたが、最後に詰みを逃してもらい、ヨレヨレになりながらも勝ち。
勝ちは勝ちですが、序盤の楽観や、終盤の間違いっぷりは課題点ですね。一年の最後の大会での対局に、ある意味自分らしい将棋が指せた一局でした。
というわけでトータル3-1。全体の展開は、二回戦で当たったI氏が三回戦も勝ち三連勝。最終戦で負けて3-1で三者が並びましたが、ソルコフで1点I氏を下回ったため、自分は準優勝となりました。直接対決で負けているので順当。
思い返せば、今年は準優勝がこの大会含めて4つと、勝負弱さを拭えない一年でした。来年はもう少しいい成績を残せればと思っています。
それでは皆様良いお年を。来年もよろしくお願いします。
Goko 1day トーナメントに参加しました。
GC戦振り返りその1
12/14、その年の県代表・大会成績優秀者8名を集めて行われる県GC戦が開催されました。今年は支部名人戦、朝日アマの2大会で代表を獲得し、選手として出場してきたので指した将棋を軽く振り返り。
選手8名のスイス式トーナメント4回戦で行われるこの大会。初戦の相手だけはポイント順で事前に決まっていて、お相手は角交換振り飛車を得意とするY氏。何度か対局したことがあり、せっかくだから経験したことのない形を試してみよう、ということである程度角交換振り飛車について下調べをした上で大会に臨みました。
戦型は予想通り角交換振り飛車を迎え撃つ格好に。下の図まで進み、事前に調べて試してみたいと思っていた局面のうちのひとつになりました。
ここから振り飛車側は☖2四歩から23の歩を取りに来るのに対して、居飛車側は中央志向で指すのがよくある展開かなと対局中はぼんやり考えていました。
実戦は☖4五歩☗5七銀☖2四歩。
細かいところですが、☖4五歩と☗5七銀の交換は居飛車の得かな、と。理由としては、
- 振り飛車は早く23の歩を取りたい(2~3筋方面に手を費やしたい)のに対して、居飛車側は中央に手をかけたい。そのため、手の価値としては居飛車の☗5七銀の方が高い。
- 45の地点は将来的に居飛車の桂馬が跳ねる場所。歩が進んだために右桂の捌きがしやすくなった。
の2点かな、と。
以下、☗5五歩☖4四角☗3五歩☖5五角☗3四歩☖4四銀☗4八金と進み下図。
55の位は消えたものの、振り飛車の手放した角を目標に中央から2,3筋の垂れ歩も絡めつつ手が作れそうな局面になり指しやすさを意識。例えば図から☖3五銀は☗5四飛から☗3三歩成~☗3四歩。
実戦は図から当たりを避けた☖6四角に☗3六飛の味が良く、以下、暴れてきたところを面倒見てそのまま勝ち。
序盤で「アレ?」と思った手(この将棋でいえば☖4五歩)を咎めてそのままリードを保って勝ち切る、というここ数年理想としてきたものに近い勝ち方ができたので満足な一局。
初戦に勝ってまずはホッと一息。昼食後の二局目は、I氏。彼は辞退者が出たため、繰上りでの出場ですが、終盤に力を発揮するタイプでなんどかこれまでも痛い目にあわされてきたので侮れません。
将棋は相矢倉に進み、図は☗5五歩に☖4五歩と突き違いの歩を突かれた直後の局面。
ここで、フラフラっと☗8五銀から☗6五桂の筋を敢行したのですが、図で☗3五歩に指が伸びないのは矢倉党としてありえない。
そして数手進んで下図。
守備金が離れたので、どっかで☗4四角を打つ展開にすればいいかと、☗1八飛と逃げましたが、☖8六桂と打たれて青ざめる。
桂を打たれる直前までは、☖5八銀打☗7七金寄☖7八銀成☗同金☖6七金に、☗5八飛から☗2四角~☗4四角と打てば一手勝ちコース、などど幻想を抱いていたのですからお笑い草です。図ではやや無理そうながらも、☗2四角☖同歩☗4四角を掘り下げるべきだったかな、と。
でも、冷静に今見ると「やや」どころか「かなり」無理そうですね。やはり☗3五歩を逃した罪は重かったか。
その後、大分粘って盛り返したかと思われる局面に。
ここで、相手玉頭に狙いをつけた☗6七角の味に惚れ込んだのですが、残念ながらこれがすべてをぶち壊しにした敗着。当然☖5六歩と軽く突かれて眩暈がしました。☗6七角に替えて☗6五歩なら大変な将棋だったと思うのですが……
以下は逆転の余地なくただ指しただけ。投げ場を失って1手詰みまで指して投了。
要所要所で読みがおろそかな、ひどい将棋を指してしまったと反省。こんな雑な読みしてたんじゃそりゃ負けますわな。
1-1になって次は3局目・・・ですが、長くなったので今日はここまで。続きは近いうちに。
藤原伊織「テロリストのパラソル」読了
ただ一点、よくわからなかった点があります。ラストで島村がした"忘れ物"の理由がイマイチ腑に落ちないというか。何故島村は心変わりをしたのでしょうか。その部分だけ、自分のなかで消化しきれていないのです。いつか納得のいく説明がつけられるよう、考えるなり調べるなりしておこうと思います。