ねいぴあの雑記帳

ドミニオンとか将棋とかミステリとか脈絡のない雑記帳

DominionJapanGP参戦記

ルネサンスCSに続き、Dominion Online上の表記の大会に出てきました。

 

前回と違い2日制、カードプールも1日目の予選が基本、陰謀(どちらも2版)、ルネサンスを、2日目の本戦から移動動物園以外の全拡張を使用と格段に広がり、ネット版日本選手権と言っても過言でない大規模な大会に。

 

 

 

 

 

まずは1日目の予選に関しては参加者約80名から32人が通過のため、全体の半分ちょい上に入ることが目標。

5回戦戦うため、単純計算で全順位を1回ずつ+2着1回の13点で全体の半分には入れますが、同点の場合は手番差で決まるため最低14点は確保しておきたい。

となると、全部2着(非現実的)か1着1回2着2回3着2回がボーダーなのかなと。4着引いてしまった場合はその分1回多く連帯することが重要そう。

 

ここ数年よく見る麻雀の条件戦に近いものがあって、選択肢を増やすためにも早めに1着は確保したい、また、引きの悪さやアタックの刺さり具合で1着が怪しく4着が近い場合は泥臭く3着確保も辞さない、この2点と当たり前ですが操作ミスには細心の注意を払うことを念頭に(ルネサンスCSでやらかした)いざ大会へ。

 

〇1回戦

 

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1番手で4-3スタート。縁日・男爵・ドゥカート金貨での庭園の速度感がわからず、あとコンボ側は庭園カットできる余裕がありそう(身代わりで改築できる)ということでステロにも舵切りができるサイロ-仮面スタート。

2番手男爵-銀

3番手ドゥカート-身代わり

4番手男爵-銀

のオープニングで庭園2-属州2っぽい立ち上がり。

 

村鍛冶にはいくとしても3番手の方のみだろうと踏んで、3ターン目からは全力で構築。

 

案の定、村争奪戦に乗ってきたのは3番手の方のみで、2番手の方は財宝多めに入れたまっすぐ属州を目指すデッキ。4番手の方は縁日も購入し、余った購入で銅貨も買う全力庭園。

 

自分のデッキは理想的な回りをしたのかなと思っていたのですが、市場2枚目はいらなくて、鍛冶屋か研究所でよかった。3番手の方に村をかなりカットされてアクション事故が嫌だったのですが、最後ドローほしいとこで来なくて辛かったので。

 

それよりも反省すべきは属州購入が早くて息切れしてしまったのと、早めに属州にタッチするなら庭園をカットするべきだったこと。

 

3山までかなり遠く、3番手の方も村と鍛冶屋が出会わない事故でまだ多少余裕をもって構築できる場面だったので、16金2buy目指したデッキを作るべきでした。

 

最終的には1枚5点の庭園を8枚集めた4番手の方の勝利で、庭園を削る意識が働いていなかった甘さを突かれた感じです。

 

 

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チャンスありそうな対戦を落としてへこみましたが、残りは4回もあるので、気を取り直して2回戦へ。

 

〇2回戦

 

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2番手3-4スタート。プランとしてはパトロールから貴族回収してドローをつなげ、金量と購入は廷臣から出し、アクションは劇団か学園で賄う感じか。

 

ただ、このゲームはいろいろひどくて、3番手の方が2-5スタートっぽいな(悪党買われるかもしれないな)と思っていたのにもかかわらず執事の返しの4金で改築購入したり(当然のごとく4タ-ン目に改築屋敷銅3から悪党打たれた)、技術革新を過小評価してて、技術革新からの劇団や改築をほかのプレイヤーがするのを見て悶絶したり、購入権増えてると勘違いして無駄に財源消費したり(2回やった)と、まぁひどい。

 

ほかのプレイヤーから1~2巡遅れた動きで当然のラス。

 

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1位は中庭ー悪党から技術革新、劇団と進め大量の村人を確保してドロー回した3位の方。優位に立ってからもしっかり考えて勝利を盤石にした姿勢が印象的でした。

 

痛恨のラスを引いてしまい残りは3戦。

あまり出来がよろしくないので、1~3位を取り続けての13点でボーダーに乗ることに目標を下方修正。

 

〇3回戦

 

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3番手。あまりきてほしくなかった詐欺師場。そして上位手番の2人が4-3で絹商人ー詐欺師を見て考える。

漠然と大会前に詐欺師場出たときの策として考えていたのは、6金率を上げることと財源を重要視すること。それに基づくと、どうせみんな詐欺師打つだろうし自分はいかなくてもいいんじゃないか?と考え、2ターン目の3金はドゥカート金貨を購入。

 

ただ、あとからTwitterみたら、絹商人ー旗手で徴募官を挿して回す、購入は絹商人と旗手メインで買うという意見を見て膝を打ちました。

徴募官にクリーンヒットは痛そうですが、一番無難そう。

 

対戦のほうは買うもの買うもの詐欺師で消し飛び(ドゥカート、デッキ2週目の徴募官・待ち伏せ)、デッキが緑多めになった段階で意気消沈。ほとんど何もできないままほか3人が上に点数伸ばすのを眺めるだけとなってしまいました。

 

結果画面は撮り忘れ。それくらい茫然するしかなかった1戦。

 

大会得点3点で残り2戦。連勝条件です。

 

〇4回戦

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1位条件で公爵に行くか構築して属州目指すか。ギルド集会所があって息切れはしないだろうとということと、コンボ組むには購入物の精査が必要そうで、下位卓なら先行逃げ切りもあり得そうと判断して腹をくくって慣れている公領公爵へ。

前日に大会主宰のうりはりさんの鉄工所公爵の記事(下記)を読んだ縁を感じての採用でもあります笑

 

note.com

 

鉄工所ー銀ー役人ーギルド集会所と購入してデッキ3巡目からは全力で公領公爵へ。

家臣多めに入れたコンボデッキにかなり金量出されてヒヤッとしましたが、そこまで公領カットされることもなく何とか逃げ切り。

 

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公領公爵一人旅でかなりいい回りだったのもありますが、コンボ3公爵1だと3山の兼ね合いもあるので公爵が致命的に不利というわけもない気はします。

 

なにはともあれ、首の皮1枚つながり、すべては最終戦へ。

 

〇5回戦

 

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2番手スタート。

まず、コンボには食指が動かないサプライに見えました。さっきもそうでしたが、改良からの構築のコンボってそもそも苦手意識があることと、屋敷を切った点数ロスの確保どうするんだっていう2点で見送り。

ただ、4コストのカード帯が容易に確保できるので終盤に公領に変換するという手段はありますね。

 

あと、そもそも構築戦よりステロの方が好きというのもあり、野外劇・剣客で財源の確保が容易なこともステロに進むのを強力に後押ししています。

 

以上から、プランとしては野外劇・剣客で財源を重視するステロ。宝箱は取れれば御の字という感じでそこまで重要視はしないことに。また、民兵よりかはパトロンの方が目指すデッキにマッチしているため購入はしないつもりでいました。

 

1巡目は貧民街ーパトロンでスタート。貧民街はアクション増加というより2ドローと手札公開でパトロンによる財源獲得が目的。

 

他は1番手が民兵ー銀から改良へ、3番手がパトロン銀から改良、4番手がパトロン銀から剣客へ。

展開としては、1番手の民兵が刺さってデッキ2週目に剣客買えなかったのと、その剣客が毎度沈んだのが痛かったですね。

しかしながら、剣客早めに挿した4番手と共に淡々と金貨から属州にタッチしていき2人で先行することができました。

もしかしたら勝ちがあるかも、と思っていた最終ターン、1番手の方が属州買えずに残り属州2枚。9金で属州購入としましたが、勝ちに行くなら公領購入とするべきでした。

このゲームは全員トップ縛りのようなもので、自分が属州購入したところで3番手の方が属州購入して2位確保するわけがないんですよね。

 

最後の属州が4番手の方に渡り同点手番差で2位。旧ルールなら4.5点獲得で残れたのですが、それは言ってもしょうがなし。

 

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終結果は2位-4位-4位-1位-2位の大会得点12点で全体37位。

上位で辞退者が何人か出たため補欠2番手の扱いです。

 

1戦目のデッキ構築と、5戦目の終盤の判断ミスが悔やまれますが、これが本来の4人戦の実力といったところでしょうか。

前回のルネサンスCSはあまりにも出来すぎでしたからね。

 

 

最後に、本大会の運営は前回のルネサンスCSと比べてさらに洗練された印象。相当な準備があってのことだと思います。

ハプニングも途中ありましたが、最高の運営でした。毎回、どうもありがとうございます。

 

また機会がありましたらその時はよろしくお願いいたします。