最近のやらかし集
困りました。最近全く将棋が勝てません。
ついに今年県代表0です。どころか、ローカル大会もふくめて優勝0回です。地元に戻ってきてから毎年1つは優勝してきたのが途切れました。弱すぎて吐きそうです。
競った内容の力負けならまぁしょうがないってなるのですが、そういうわけではなくやらかして負けることが多いのがダメですね。
というわけで(?)反省の意味も込めて何局か振り返り。
★その1
まずはとある大会の準決勝から。
☗4六角の王手に☖7一玉と引いたところ。後手玉は詰まず先手玉は☖8八金から簡単な詰めろになっているので速度負けに見えますが☗3八飛が当然の受け。金が入れば後手玉詰まして勝ちと読み切った一着のはずだったのですが。
上図から☗3八飛車☖7七歩☗7八飛☖同歩成☗8二金☖6二玉☗5三歩成☖同金☗7二金で詰みだと思ってたら・・・
☖5二玉!!
いやー、なぜかこの手だけすっぽ抜けてた。☗7二金に☖同金なら☗3二飛でぴったり詰み(よければ考えてみてください)の予定で勝ったと思ってたらこれだよ。
この後も勝ちの有りそうな局面でも正着逃して負け。
そしてさらにひどいのが、☗3八飛以降の順を感想戦で検討していた時に発覚した事実。
☗3八飛に☖7七歩とした局面。詰みだと踏んで☗7八飛と質駒の金を取ったのですが・・・
こっちの王様詰めろですらない!!!
詰ましに行く必要すらなかったんですね。金の入手がほぼ確実なので、それを見越して☗4一飛とかでよかったのでは・・・
時間切迫というわけでもなかったので、もっとちゃんと考えていればと悔やまれる一局。
★その2
県代表決める大会の予選リーグから。これに勝てば決勝トーナメント、負ければ隣のブロックの1-1者と再戦で、どう見積もっても隣のブロックからは県代表級が飛んでくるのでできればここで決めてしまいたい一局。
横歩取りから下図。こっち後手番なので先後反転してます。
ここからの手順は読み切りのはずだったのですが。
上図から☖3一銀☗2二桂成☖同銀☗4一角☖4二玉☗3二角成☖同玉☗6一飛成と進んで☖6六桂が決め手で勝ち・・・の予定でしたが、そこから気が緩んだのが悪夢の始まり。
以下☗6九玉☖7八桂成☗同玉。
こっちの王様の危険度を考えると、①銀・角・桂を渡せばアウト②☗5二竜のときに合駒が必要 の2つの条件をクリアして詰めろをかければOKと対局中は考えていました。そんなもん楽勝だろと。ところが。
雑に☖8六桂☗6八玉に☖8九飛と進めたのがすべてをぶち壊しにした順。☗7八歩をうっかりしてました。
絶妙に先手玉が寄らないので呆然。もしかしたら上の図でも勝ちがあるのかもしれませんが、実戦は乱れに乱れてボロボロに。
さて、話は戻って☗7八同玉とした図。
ここは☖8七角で明快でしたね。
取るのは☖7五桂から比較的簡単な詰み。詰みを逃れるなら☗8九玉くらいですが、☖8八歩☗同玉☖8六飛くらいで簡単でしたね。
☖8七角はちらっと考えたのですが、詰まなかったら悲惨なので30秒将棋でもあり詰む詰まないを読むのを放棄してしまったんですよね。自分の敷いたレール通りに事が運んでいることをいいことに、楽観しすぎて読みの踏み込みを欠いたのが敗因の悪癖が出た一局。
★その3
これはつい昨日のお話。
アマ王将の北東北予選に出るため北上まで行ってきました。13:00までに会場に着けばいいのですが、まさかの強風で新幹線が運転見合わせ。台風め・・・
早めに着く予定をたてていたのが幸いし時間ギリギリに滑りこんだのですが、動かない新幹線に1時間以上も座っていたのは初めての経験でしたよ。
一発トーナメントの大会で、引いた相手はN氏。彼が高校生の頃というかなり前に東北六県大会で当たった相手ですね。大学生になってからは東北地区の秋季個人戦で優勝し学生王将戦にも出ています。
角換わり相腰掛銀から下図。
相当迫られていますが、角を切る攻めは最後☗7四角の王手で耐える予定だったのですが・・・
☗1三歩成☖5六銀☗同歩☖同角☗4七銀☖7八角成☗同玉に☖6五銀打でびっくり。
上の図1手前までは当然読みに入っていたのですが、相手の持ち駒から銀が消えていたんですよね。
当然こっから潰されて負け。持ち駒1枚勘違いしてたらそりゃ攻め潰されるわ。
☗1三歩成のところでは☗2六飛でしたかね。あの局面で一手パスでは苦しそうですが。
運転見合わせで新幹線の中で動くの待ってた時間の方が将棋指してた時間より長かったのにはげんなり。
これがすべてではないのですがとりあえず3局、自戒の意味を含めて晒してみました。
こういう記事書いてもまたやらかすんだろうな・・・