ねいぴあの雑記帳

ドミニオンとか将棋とかミステリとか脈絡のない雑記帳

ドミニオン新拡張:「Nocturne」発表

Twitter上や他のドミニオンブログでもすでに情報が出ておりますが。

 

http://riograndegames.com/Game/1328-Dominion-Nocturne

 

帝国に次ぐ、11番目の拡張セットの発表です。直訳すると「夜想曲」ですか。

以下はRio Grande Gamesの上記HPからの引用です。

This is the 11th expansion to Dominion. It has 500 cards, with 33 new Kingdom cards. There are Night cards, which are played after the Buy phase; Heirlooms that replace starting Coppers; Fate and Doom cards that give out Boons and Hexes; and a variety of extra cards that other cards can provide.(引用終わり)

 

  • 33種の王国カード
  • 購入フェイズ後に使用するNightカード
  • ゲーム開始時に銅貨と置換されるHeirloom(家宝)
  • BoonとHexをもたらすFate/Doomカード
  • さまざまな特別なカード―――他のカードを供給する

 

重要な情報としてはこんなところですか。(英語力低いので、間違ってたらすいません)

 

10/18に発売で、例年のごとくカードプレビューも発表になるとの事。冒険や帝国発売前夜の盛り上がりがまた見れそうですね。

 

ここまでは、他の方々のブログでもわかる内容になってますので、ここから先は新拡張発表に伴い、個人的な思いをつらつらと。

 

ドミニオンの拡張セットは、新拡張が発表になるに伴い、新しい概念がその都度追加され、ドミニオンというゲームの枠が変容しているイメージです。

  • 陰謀:大広間や貴族といった複合タイプを持つカード
  • 海辺:トークンやマット、持続カード
  • 錬金術ポーションという新たなコスト
  • 繁栄:プラチナと植民地、勝利トーク
  • 収穫祭:サプライ外からのカードの供給(これは闇市場ですでに表現済みだが)
  • 異郷:獲得地効果
  • 暗黒時代:廃棄時効果、避難所、廃墟
  • ギルド:コイントークン、過払い効果
  • 冒険:リザーブカード、トラベラーカード、イベント
  • 帝国:ランドマーク、負債、スプリッド

ざっと思いつく限りだと上記のような感じ。そして、当たり前ですが拡張規模が大きければ大きいほど、それに比例してゲームの枠組みも大きく変容しているように感じます。

個人的にそれを感じたのは暗黒時代と冒険、帝国。

暗黒時代はそれまでの拡張で最多の35種類の新規王国カード群を保有。この拡張で出てきた廃棄時効果はなんというか、王国カードの組み合わせで「できること」があまりに多くなりゲームの複雑さ・インタラクションの多様さがいきつくところまで到達した感じがします。

だからというわけではないでしょうが、冒険では「イベント」という王国カード以外の考え方が登場し、新規王国カード最多の36種類を誇る帝国では、ついには得点計算に大きくかかわる「ランドマーク」が発表されました。

 

自分がドミニオンをやり始めた時は、基本・陰謀しかなかったため、そのときのことを思うと隔世の感がありますね。

 

さて、今回の新拡張では33種類の王国カードということで、これは現在発表になっているなかでは3番目の規模の大きさ。そして、すでに発表になっている情報を見るに、どうやらまたゲームの枠組みが大きく変わる予感がします。

冒険や帝国、基本陰謀2ndの考察全然深まっていない現状なので、期待と不安が入り乱れていますが、とりあえずは約2か月後の全容発表を楽しみにしたいと思います。

 

・・・ところで、Stefドミにはすぐ実装になるのでしょうか。なるにしても、日本語訳終わるまでは日本語・英語表記混じった対応になるのでしょうか。