ねいぴあの雑記帳

ドミニオンとか将棋とかミステリとか脈絡のない雑記帳

ゴコスト第10シリーズ挑戦録

FERRYさん主宰のイベント、ゴコストに参加して参りましたので結果報告。
 
ゴコストの詳細は以下を参照願います。
 
対戦相手は第9シリーズでチャンピオンの座に返り咲いたヒロタシさん。
ドミニオンの日々の中の人です。
 
実はヒロタシさんとはゴコスト立ち上げ初期の第一シリーズで対戦した過去が。
前回はこちらに幸いしてチャンピオン奪取となったのですが、果たして今回はどうか。
 
 
1戦目。ログはこちら↓
 

Dominion Online Log Prettifier

 
サプライ(屋敷ー属州場、先手)
ブドウ園、愚者の黄金、薬草商、大広間、詐欺師、
使い魔、労働者の村、地図職人、不正利得、農地
 
先手番スタート。強力な廃棄手段がないので不正利得ゲーム。一応、スタート時に他のルートも考えてみましたが。
 
その1.使い魔
ポーションも使い魔もそれ自体は生産性がほとんどないので、呪いを巻き終わった後の勝利点レースで金量不足に陥る未来が見える。そもそも、ポーション、使い魔、使い魔(呪いをまくなら2枚は入れたい)の3手は非常に無駄。却下。
 
その2.ブドウ園
鉄工所などのアクション獲得装置がないので相当厳しい。将来的にポーション手札にこないターンは緑と紫で何もできずターンエンドとなる展開しか考えられない。流石に無理。
 
その3.愚者金
妨害がもしもなければ薬草商と地図職人を絡めて、とか考えるけど、この場で愚者金は呪い10枚総受けに近い事になりそうなので無謀と思いやめる。さすがにばら撒きアタックには愚者金ルートは厳しい。
 
ということで素直に不正利得を買い漁ることに。ただ、初手で悩んだのは詐欺師を入れるかどうか。後半、呪いを銅貨に変える利敵行為につながりそうなので、丸く銀ー銀スタートにしたが、これ、銀ー詐欺師から入るべきなのですかね?
書いてて思いましたが、終盤は相手の公領や大広間などに当てる可能性もあるので入れるのが正解?
 
で、ヒロタシさんは2-5で薬草商ー不正利得。シャッフル後に呪いが捨て札に入る2-5の方でよかった・・・と対戦中は思っていたのですが・・・
 
3ターン目4金銀貨購入、ヒロタシさん不正利得購入。
4ターン目4金。。。マジデスカ。。。仕方ないのでクリティカルヒットを期待して詐欺師購入。
以下は不正利得にはあまりタッチせず(こちらも買うと3山早める恐れがあるので)、農地購入→呪いを変換を目指すプレイに。何度か行えましたが、特に終盤は呪いを屋敷に変換することで4点行動なのでなかなか強い動きだと思います。
 
さて、以下は淡々と不正利得や勝利点を購入していくゲームとなりましたが、今見返すと、詐欺師でヒットした金貨を農地に変えてますね、自分。プレイ中は次のデッキの回りで金量落とす為に農地にしましたが、どうだったんでしょうかね。銅貨で膨れたデッキなら、この周回で金貨を落としたことに満足して金貨→金貨なのですかね。
 
最後、ヒロタシさんのハンド次第で勝ちか引き分けの目があるところまで追いすがったのですが、薬草商を引かれていて、きっちり4金2buyで屋敷を枯らされて1点差で負け。
 
正直、2週目4-4の時点で「これ無理。」と思っていたのですが、こうして見直してみるとこちらのプレイングにも反省するべき材料は多々ありますね。
あと、詐欺師のいる不正利得場はほとんど経験がないので、どういう動きがベターなのかは考えてみる必要があるかもしれませんね。(そもそも詐欺師自体が運ゲー感あるけれども)
 
2戦目。ログはこちら↓
 
 
サプライ(屋敷ー植民地場、後手)
村、役人、農村、道化師、熟練工、
商船、玉璽、厩舎、拡張、鍛造
 
気を取り直して2戦目。
植民地場ということで鍛造圧縮は必須。理想としては、厩舎か、農村ー熟練工で手札を増やしてから鍛造を打ちたい。ただ、安定を考えると厩舎をまずは目指す感じが丸いかな、というところ。
 
ヒロタシさんも同じ思考か、互いに銀ー銀スタート。
2順目で厩舎と農村を購入、3巡目に鍛造に手が届くかな、と思っていたら。。。
 
またしても4-4
 
対するヒロタシさんは2順目に鍛造が買えているんですがそれは・・・
何この格差。2戦連続で銀ー銀スタートから4-4って・・・
 
どのゲームでも冷静なプレイを目指していますが、正直この時だけはつい吠えました。
 
ただ、どんな絶叫をかましたところで手札の屋敷が銅貨に変わるわけではないので、ここでこのあとの展開を考える。運頼りのプレイになるのは仕方がないとして、やるべきことはなにかというと、まず鍛造圧縮は当然として、圧倒的手数格差がある以上、ヒロタシさんの得たものを拝借するしかない!というわけで道化師!出番だ!
 
結果、道化師が鍛造と白金貨をもたらしてくれましたとさ。まぁ、鍛造はすでに購入した後なので、農村と一緒に植民地になっていただきましたが。
あとは、道中で得た拡張が働いてくれてなんとか勝利。
 
ところで、完全に失念していたのですが、銅貨を全切りすると厩舎が5コストの呪いのようなものになるんですよね。最初完全に失念していたので、2枚目の厩舎は熟練工とか商船の方が良かったのでしょうか?
 
なにはともあれこれで1-1。
 
 
3戦目。ログはこちら↓
 
 
サプライ(屋敷ー属州場、後手)
宰相、見張り、男爵、隊商、海賊船
海の妖婆、護符、海賊船、研究所、寵臣
 
妖婆はいるものの、見張りがいるので問題なし。そして寵臣。寵臣がいて、妖婆もいる以上、見張りは必須。ただ、相方はどうするか。爆速の可能性のある宰相か、序盤で金量がでる男爵か、寵臣の打ち合いになったときに渋く活躍してくれるかもしれない隊商か。
 
ここは迷いましたが、隊商を選択。寵臣のハンデスにささやかながら対抗できるかもしれないのと、見張りの底率を下げたかったのが理由。あと、宰相は2順目でもいいかな、と。男爵は将来屋敷を全部切ったあと邪魔。以上の理由です。
 
このゲームは、先程の2戦と違い、2,3巡目は順調に進んでいます。
ただ、互いに寵臣を入れたあとが・・・寵臣の塊がヒロタシさんの寵臣で流されていく・・・
 
そしてデッキカウントを完全に間違えていて、見張り打ったら寵臣が3枚めくれるという事故(自業自得?)もあり、以下はなすすべなく属州5枚目をとられて事実上ゲームセット。寵臣が流された後の手札に1枚もないのは仕方がないとして、あの見張りさえなかったら、ちょっと形勢悪いながらまだ引き次第といったところだと思われるので、非常に残念です。
 
以前、stef がGoko W杯の試合を実況していたのをちらっと拝見したのですが、しっかりログを追ってデッキ残りを確認していたんですよね。
実機だとそんなことはできない、という意見もありますが、それくらい丁寧なプレイを心がけるべきなのかなと、今回の試合で改めて実感した次第。
 
というわけで、ゴコストは挑戦失敗となりました。過去2回出場したときはどちらも奪取していただけに残念ですが、また次の機会に頑張ります。
 
では、今回はこのあたりで。