ねいぴあの雑記帳

ドミニオンとか将棋とかミステリとか脈絡のない雑記帳

最近のやらかし集

困りました。最近全く将棋が勝てません。

 

ついに今年県代表0です。どころか、ローカル大会もふくめて優勝0回です。地元に戻ってきてから毎年1つは優勝してきたのが途切れました。弱すぎて吐きそうです。

 

競った内容の力負けならまぁしょうがないってなるのですが、そういうわけではなくやらかして負けることが多いのがダメですね。

 

というわけで(?)反省の意味も込めて何局か振り返り。

 

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ドミニオン今日の23枚 ~Renaissance Preview~

新拡張:RenaissanceのPreviewが発表になっていますね。発表済みのカードをまとめて紹介していこうと思います。

 

今拡張での注目点は

となっています。新要素の3つがどのようなものかはおいおい見て行くとして1枚ずつ紹介していきます。

 

順番は発表順で、雑感はあくまでも私見ですのでご了承を。

 

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ドミニオン今日の一枚 ~抜け穴~

まさかの続編。

今後も、気が向いた時に気が向いたカードにまつわる記事を挙げていくスタンスで。

 

もうそんなの知ってるよ、という内容もあるやも知れませんがお付き合い願えれば。

 

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2018.7月 読んだ本

早坂吝 探偵AIのリアル・ディープラーニング

 

あらすじと感想:

人工知能の研究者だった父が、「探偵」と「犯人」、双子のAIを遺して謎の死を遂げた。高校生の息子:輔は探偵のAI:相以(アイ)とともに父の死の真相を探るが、犯人のAI:以相(イア)を奪い悪用するテロリスト集団の陰謀に巻き込まれていく・・・

 

作中でも触れられていますが、探偵(推理小説のような事件を扱う探偵)とAI:人工知能の相性はいいのかもしれません。推理小説電子書籍というビックデータが教師役になり得るのはこのご時世ならではの着眼点ですよね。

 

とはいえ、事はそう簡単ではなく、作中での相以はAIならではの種々の問題点に突き当たります。これは犯人のAI:以相も同様で、AIが成長するにあたり発生する課題がわかりやすくまとめられており、その点も好感が持てる作品でした。

 

いくつかの現実世界の事件を解決し、相以が成長していく様はまさに「リアル・ディープラーニング」。そして最終章での”中国語の部屋”でのゲームの結末は、これまでの物語を踏まえた印象的な仕上がりになっており、大満足の一冊。

 

もしかしたら、今後の『探偵』像へ影響を与える記念碑的な一冊・・・に将来なるのかもしれません。

 

 

新井紀子 AI vs 教科書が読めない子どもたち

 

感想:

たまにはこういうミステリ以外も読んでみたくなることもあり、何かと話題になっている本書をチョイス。

前半ではAIにできること・できないことが、AIを東京大学に合格させるというプロジェクトの中で突きあたった課題とその解決を通して、また、現代数学の限界を示しながら非常にわかりやすく書かれている印象。

そしてメインの後半は著者が開発したRST(リーディングスキルテスト)の結果を踏まえながら、こどもたちの読解力について触れられていますが、その結果たるや・・・

RSTで実際に出題される問題は本書に数例掲載されているのですが、正直「このレベルの問題でこの正答率か」と軽い失望感を覚えるような結果がでています。

 

本書の中では、人類の発展の歴史の中で失われてきた職業に触れ、昨今のAIブームによりやはり必要性のない職種が増えて来ること、そしてその数はこれまでの「失業の歴史」で失われた職業の数の比ではないこと 、ではAIに置換されない職業はどのようなものがあるか、どういう分野で強みを発揮する人がそのような職業に適性があるかということにも触れられています。

そして、上記のようなRSTでの結果を見る限りでは大半の人があまり明るくない未来が待ち受けているように思われます。

 

職業というものが大きく変容するかもしれないこの先に向けてどのような能力を身につけるべきか、今お子さんをお持ちの方でも、そうでない方でも、一度読んでおいてほしい一冊です。

 

 

佐藤優 国家の罠

 

感想:

たまにはミステリ以外を第2弾。

鈴木宗男事件絡みで逮捕された元外交官の筆者が、現役時代にどのような諜報活動を行ってきたのかを楽しみに読み始めたのですが、期待したよりもその描写が少なかったのは残念。

ただし、それを補って余りある外務省内・国会議員とのパワーゲーム、検察官との取り調べの描写は大満足。

 

また、作中で筆者の述べる「国策捜査」の定義にはなかなか考えさせられるものがあり、また似たような事件があるたびに思い出すことになりそうです。

 

文庫版で500ページ超えとなかなかボリュームがありましたが、引き込まれる筆致で一気に読み切ることができました。

 

2018.6月 読んだ本

青崎有吾  アンデットガール・マーダーファルスⅠ

 

感想:

鮎川哲也賞受賞作『体育館の殺人』を皮切りとした学園モノの裏染シリーズが代表作に挙げられる青崎有吾の新シリーズの舞台は、雰囲気を一転させて伝説の怪物が跋扈する19世紀末のヨーロッパ。

人が忌み嫌う「怪物専門」の事件を取り扱う探偵集団”鳥籠使い”一行をメインキャラクターに添えて繰り広げられる物語は、舞台が変われど作者特有の軽妙な会話が主体でコミカルに進んでいきます。

2章に分かれた本書は、そのどちらも特殊設定を生かした解決に仕上がっており、特に第1章の「吸血鬼」のハウダニットは秀逸。

序章や作中で語られる輪堂鴉夜と津軽真打の出会いやそれぞれの過去、最後に明らかになる”鳥籠使い”一行の敵など、次作への期待感も十分な”笑劇”(ファルス)を堪能させてもらいました。

 

 

汀こるもの 火の中の竜

 

あらすじと感想:

インターネットよろず相談所「さらまんどら」を本拠とする”炎上専門”の探偵「オメガ」。パソコン教室の講師であるぼくは「オメガ」の数々の非常識な解決を目の当たりにして・・・

 

小説は、いつ読んでも色あせない輝きを放つものと、タイムリーな話題を扱うため出版当時が最も強い輝きを放つものとの2種類あると考えています。

で、あらすじを読んでご理解いただいたと思いますが、本書は後者。インターネットが遍く普及し、様々なトラブルが表面化してかつその解決策も一義に定まっていないこのタイミングが最も楽しめるタイミングだと思われます。

 

 

 

青崎有吾  アンデットガール・マーダーファルスⅡ

 

感想:

前述の作品の続編。”鳥籠使い”一行の敵や、シャーロック・ホームズ、アルセーヌ・ルパンも登場し、超豪華な顔ぶれ。

ルパンが予告状を出したある宝石をめぐる争奪戦なのですが、宝石をめぐる攻防戦や、その前の”笑劇”も、予想外の展開に驚き、笑わせてもらえました。

ただ、個人的にはその後の戦闘シーンが冗長に感じられました。キャラが多いので致し方ないのでしょうが、推理対決みたいな展開になるのかなと勝手に期待していた自分が悪いといえばそれまでなのですが・・・(笑)

 

最終盤には新たなキャラも登場し、3作目も楽しみです。

 

 

 

 

Stefに初勝利

大学時代からドミニオンを嗜んできていましたが、もっぱら主戦場はネット上でした。覚え始めの頃は先輩宅で実機(?)で遊んでいましたが、学年が進むにつれ皆忙しくて卓が立たないことが多かったからです。

 

ネット上のドミニオンはIsotropicから、Goko、Goko2、そして今のStefドミとかなり長期間遊んできました。

さて、ネットでドミニオンを遊んでいくうえで、長らく、それこそIsotropic時代から「世界最強」と多くのプレイヤーに認識され続けてきたプレイヤーがいます。その方は現在のStefドミの運営者のお一人Stef氏。

 

Goko時代から何度か挑戦させていただいたことがあったのですが、一度も勝った事無く今日まで至ります。ところが、今日偶然Auto Matchingで久々に挑戦する機会を得られ、運良く初勝利を挙げることができました。

 

つまり何が言いたいかというと、今までドミニオンやってきた中で3本の指に入るレベルで嬉しい出来事だったので記念にブログ記事に残しておこうと、そういうわけです。

 

証拠はこちら。(終了時のスクリーンショットは撮るの忘れた)

 

f:id:Napier2784:20180605210554p:plain

 

スクリーンショットではゲームid見えにくいですが、 id#15186611  です。

 

 

・・・まぁ、闇市場で村系と優秀なドロー仕入れることができた(貧民街ではほとんど共同墓地と化すので+1ドローがつく村の方がほしい)おかげなので、「運ゲーじゃねぇか!」といわれればそれまでなのですが、運ゲーだったとしてもいいのです。本人は何と言われようともめちゃくちゃ嬉しい。

 

 

最近はStefドミで遊ぶにしても惰性でだらだらとプレイしている事の方が多かったのですが、今回の出来事で今後のドミニオンライフにも張りがでてきたというか。日本選手権には残念ながら出られないので、レート60を目標に頑張っていきたいと思います。