自分の観測範囲での話ですが、ドミニオン界隈では最近「春の陣」、「しゃべ(らない)ドミスイスドロー」、また、日本選手権開催の発表と、盛り上がりを見せている今日この頃。そんな中、ネット上の大会「ドミニオンオンライン杯」に参戦してきました。詳細は↓
5人一組の予選リーグ後、各リーグの上位2名がベスト8からのトーナメントという形式。予選リーグはほとんどが初対戦の方との勝負で緊張しましたが、幸いにも全勝で通過。(対戦数多いので、予選の対戦振り返りは気力があったら行います・・・)
さて、決勝トーナメントはauto_ppさん(以下autoさん)。この方も初対戦。
※以下の振り返り内容についてですがstefドミのLoad Old Gameでログ名打っても読みこんでくれなかったので、記憶のみに基づき書いています。間違ってたらご容赦を。
1戦目のサプライは以下
技術者、闇市場、医者、執事、倉庫、助言者、公司、労働者の村、語り部、宮廷
イベント:海路 ランドマーク:博物館
圧縮もあり、ドローソースもあり、村もある。パーツ獲得材もあり、宮廷もある。ここまで強烈に「コンボしろ」と主張しているサプライもそうそうないのでは・・・
そして問題なのがランドマークの博物館と闇市場の組み合わせ。
博物館の効果は「得点計算時に名前の異なるカードごとに2vp」。
要するに、闇市場からカード購入したらそれだけで2点行動に。
よって、このゲーム、目指すデッキはいかにして闇市場を打つ回数を確保できるかに焦点を当てて組むことにしました。
最終的には宮廷ー闇市場を毎ターンできる形に持って行きたい。
初手の購入前に考えていたのはこんな感じ。
さて、初手の購入物はこちらが執事ー技術者、autoさんが執事ー闇市場。
圧縮は必須として、もう一つ重要と考えていたのが労働者の村の枚数。序盤戦は技術者、闇市場、執事と打ちたいエンドアクションが多いため、サプライ上唯一の村の獲得枚数で上回るのは重要と考えていました。まぁ、闇市場から引っ張ってくるなり、宮廷でアクションは増やせるのですが、それはある程度後になってからの話なので、序盤は技術者爆破も辞さずで積極的に労働者の村を獲得していきました。
ただし、村集めに全力を出したため、圧縮もあまり進まず、かつドローソースも不足。デッキ構築のバランスが悪かったなーと反省しながらゲームを進めていました。
対するautoさんは着実に圧縮を進めていき、何回目かの闇市場で画策を購入。複数枚あれば安定するけど、1枚限定では対して安定性を担保できないのでは?と思っていましたが、数ターン進みやっと意図に気が付きました。宮廷ー画策あるじゃん!
初期手札6枚・アクション権3から毎ターン始まるのは強いっすよね。
かなり心折れかけてましたが、ドローソースも確保し、2枚目の闇市場も入れて追い上げ体制。お互いに引ききれるデッキになり、autoさんは属州購入へ向かい、こちらは闇市場に通いながら博物館の点を稼ぐ。autoさんが属州を2枚購入+闇市場から仕入れた肉屋で空廃棄1回で迎えた最終ターンの表裏。
得点は互いに50点台後半で良い勝負。属州も残り5枚と少なくなり、どう勝つかを考えていましたが、可能性としてありえるとおもったのは3山切れ。この時点でサプライ枯れを起こしていたのは労働者の村のみ。あと近そうなのは助言者の残り4枚で、その他は5枚程度は残っていた記憶が。もう一山遠そうですが、着目したのは残り5枚の呪い。道中、闇市場から登場したautoさんの海の妖婆に呪い5枚ほど配られたためですが、配られた呪いはすべて廃棄したため呪い5枚購入は差し引き-3点。そのため、次ターンに宮廷ー技術者と合わせて一気に3山切れで勝ち、というプランを思い描いて、闇市場から色々購入し、最期に技術者を購入してターンを渡します。こちらにターンが返れば勝ちの目もあると思っていたのですが・・・
返しのautoさんのターン。引き切りからどうするか、宮廷ー闇市場絡めてなにか買いながら属州購入かと考えていましたが、宮廷のお供に選ばれたのは肉屋。そして肉屋の廃棄物は・・・ 属州・属州・語り部で変換先は属州×3!!
あああああああああ!!!!!!!!!!!!
完全にうっかりしてました。そうかー、ゲーム終了タイミング見誤ってたかー・・・
あとはコイントークン込みで16金2buy以上出されて属州枯で負け。
ところで、記事書きながら気が付いたのですが、0金buyたくさんの状況って技術者複数枚購入ってできるんですかね?結果見るの怖いから調べたくないのですが、技術者の枚数も少なかったので、3山枯らす方向性なら勝利点購入+技術者・呪い枯らして勝ちのタイミングってあったような気もするのですが・・・
※6/22追記
できないそうです。ご指摘くださったおかぴさん、ありがとうございました。
※追記終わり
あと、公司、助言者とあり、アクションを互いに大量に並べる試合でしたので、この1戦だけで45分かかりました(笑)
続いて、2戦目のサプライは↓
救貧院、農民、役人、使者、Secret Passage、御守り、幽霊船、屑屋、鉱山、ならず者
イベント:遠征 ランドマーク:山賊の砦
上の画像は対戦途中に慌ててとったもの。そのため、ゲーム展開はよく見ればお分かりかと思いますが、教師でSecret Passageに+カードトークンを、ならず者に+アクショントークンを置いてならず者連打するゲームです。
初手はこちら5-2のため、屑屋ー農民、autoさんはSecret Passageー農民。あとはお互いに将来の研究所となるSecret Passageを集めながらトラベラーを育てて行きます。その道中でこちらにミスが。それは御守りの効果を勘違いしていたこと。御守りをカード獲得に適用したときって「同コストの別名のカード」を獲得なんですね。
Secret Passage2枚獲得するつもりで買ったらできず、その場でテキスト読んで正しい効果を把握して頭抱えるという体たらく。
その後はSecret Passageを4-6で分け、ならず者にアクショントークン置くのもautoさんが早く、ならず者連打体制を先に構築され順当負け。
御守りのルール把握間違いが痛かったのもありますが、そもそも御守り購入した理由が山賊の砦あるので銀貨入れられない、代わりに使えるとの考えからなんですよ。でも、屑屋あるからゲーム終盤で廃棄すればいいだけなんですよね。思考が短絡的でした・・・
ということで、1回戦負け。配信されるとこまで勝ち上がりたかった・・・!
また次の機会があったら、というより恐らく日本選手権がその舞台なのですが、頑張りたいと思います。
・・・4人戦は5年近くやってないので、エンジョイ勢としての参加になりそう(笑)
※6/22追記
日本選手権参加できなくなりました(血涙
来年度は今ほど暇な部署ではないはずなので、もしかしたら初回の日本選手権が最初で最後の参加になる可能性が・・・